「コロナさえなければ」と沸き起こってくる。そしてとても悲しくなる。

コロナさえなければ、オリンピックの開会式だった四連休。

みなさんはいかがお過ごしでしたか?

 

我が家は近場のイベントでそれなりに楽しく過ごしました。

後はDVDを見たり。

アイロンビーズをしたり。

ペットボトル工作をしたり。

 

それなりに楽しく。過ごすことができたなと思って。

こんな風に、コロナ禍にあって大きなイベントなどなくても楽しく過ごせるんだなってことに気づくことができましたって優等生のような考えができることもあるけど…あるけど!!

 

やっぱりコロナさえなければと思ってしまうし、

とてつもなく悲しくなることがあります。

 

 

 

1.遠方両親や遠方の友人と会えない

私の両親は、私が住んでいる県からかなり遠く(車で半日かかる)に住んでいます。

そして感染拡大地域に住んでいます。

私が住んでいる場所は感染者がほとんどいない地域。

今年会うことはたぶん不可能です。

 

私の父親は70代。糖尿病を患っていて、進行性の難病がも抱えています。

おそらく今年会えなかったら。もう今以上に元気な父に会うことは不可能です。

赤ちゃんのくーちゃんを抱っこしてもらうことはできないだろうなぁ…。

そして、もしかしたら、もうおおくんやくーちゃんを抱っこしてもらうことは、二度とないかもしれません。

 

そんな父のことを母も考えていて。実は今年4月~7月まで、クルーズで世界一周旅行を予約していました(もちろんキャンセル)。

 

もしコロナさえなければ。

今頃両親はクルーズ船から帰ってきていて。

土産話を携えて、我が家に遊びに来てくれていたかもしれない。

くーちゃんを抱っこして。おおくんとお話して。

私にとっては疲れることもあるかもしれないけど。

そんなことを当たり前にやってくる未来として考えていました。

でも、全部なくなりました。

 

他県に住む友人とも、長期の休みのたびに会いに行っていました。

でもそれもなくなりました。

 

2.お店の閉店

 おおくんが生まれたと同じ時期に引っ越してきたこの土地。

いろいろなお店に行きました。

でも、コロナの影響で次々と閉店。

 

おおくんが「おいしいー!!」って言って初めてソフトクリームを食べたイタリア料理屋さん。

食後にガチャガチャをさせてくれておおくんがパンダのボールをゲットした定食屋さん。

家族3人で歩いていった近所の中華料理屋さん。夫がビールを飲むことができて、ほろ酔いで夕方歩いて帰ってきた。

 

どれもこれも、おしゃれじゃないかもしれないけど、あったかくておいしくて、いいお店だったんです。

 

なのに…。

 

懐かしい場所がなくなっていくのがとても切ないです。

 

3.これから先の過ごし方への不安

これから先も。この四連休のように、近場で身近なことに目を向けて、過ごしていくことになるんでしょうか。

家族以外の人と会う場合、どうやって会うのか、何をするのか、神経をとがらせて、お互いのコロナに対する価値観をすり合わせながら。

 

それも大事だけど。だけど私はやっぱり家族に会いたい。友人に会いたい。

オンラインでも会えるけど。

やっぱりタイムラグや音声や映像が途切れる不安なく話したい。

同じ場所を共有したい。

赤ちゃんのくーちゃんをみんなにだっこしてもらいたい。

 

時々そんな気持ちが沸き起こってきてとても悲しくなったり孤独になったりします。